小島健輔 KENSUKE KOJIMA
慶応大学卒業後、大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、鰹ャ島ファッションマーケティングを設立。感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業界から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌/業界紙誌にも寄稿。著書も十指を超える。主な著書は『ブランディングへの解る見えるマーチャンダイジング』『SPAの成功戦略』『ファッションビジネスは顧客最適へ動く』など。
http://www.fashion-net.com
E-mail kfm@fashion-net.com
|
今後の経済状況を理解するために、もっとも注目しなければならないのは為替レートです。 これから日本の景気が回復するか否かは、円がどちらに振れるかで決まるからです。円高に振れれば・・・
急成長を遂げ、
どんどん拡大している勝者の仕組みとは
では次に、伸びているファッション企業をビジネスモデルの点からどうとらえるか、お話しましょう。
現在、業界はどんどん成長している一部の勝者と、それ以外の多くの企業に二極化しています。一部の勝者とは具体的にはユニクロ、しまむらとファストSPAです。家具ではニトリでしょう。話題になっている海外SPAのH&M(ヘニーズ アンドマウリッツ)、ザラ(インディテックス)、フォーエバー21なども含め、皆“ボリュームゾーン”ビジネスと呼ばれるものです。 “ボリュームゾーン”商品とは・・・
新しい二つのビジネスモデル
現在、元気の良いのはボリュームゾーンビジネスだとお話ししましたが、他にも元気がよく伸びている?ビジネスモデルがあります。それはネットリテイリングとメディアミックス販売です。この2つのビジネス形態も急成長しています。ZOZOTOWNを運営する「スタートトゥデイ」に代表されるファッション系のネットリテイリングは年率25%、30%といった急激な伸びを続けていますし、「キットソン」に代表されるようなファッション誌やタレントオフィスと組んだ情報戦略で特定単品を爆発的に売る、いわゆるメディア操作型イベント販売も、ものすごい勢いで伸びています。テレビショッピングの手法を店舗販売に取り入れ、お客を爆発的に集めるという手法です。どちらも新しいビジネスモデルとして若者の心をうまくつかんでいると言えるでしょう。
これら新しいビジネスモデルを支えている若者はどのような消費体質をもった世代なのでしょうか・・・
続きは「就職読本2011」をご覧ください
|