転職Q&A

●面接への準備

 面接のときはどのようなことを聞かれるのでしょうか? どこでも聞かれる質問を教えてください
 よく出る質問は以下のような点です。事前に考えておきましょう。
●退職した理由
●前の会社での仕事内容・ポスト
●応募の動機
●いつまで勤める予定か
●具体的にどんな仕事をしたいか
●好きなブランド
●担当したいブランド
●得意な分野
●ライフスタイル(仕事と結婚、出産、家族の協力度など)
●趣味
●休日の過ごし方
●通勤時間(残業や交通費の関係で家が遠すぎると不利になることもあります)

 当日の心構えを教えてください。
 注意したいチェックポイントを挙げてみましょう。
●携帯品……履歴書(前もって郵送の場合は不要)、筆記用具(専門職ならほかに画材、製図用具、縫製の道具、作品など)、時計、印鑑(交通費の補助が出る場合に必要)、メモ用紙(二次面接の日時や担当者名を書くため)
●服装……相手企業のブランドで身を装う必要はありませんが、明らかにライバル企業のものと分かる服装は避けるべき。小物にも気を配って、センスをアピールしましょう。
●姿勢……背筋を伸ばし、手はひざの上に。面接官の顔を見て、視線を動かし過ぎないこと。
●言葉……語尾をはっきりさせて、明快に、歯切れよく。声のトーンも周囲の環境に合わせます。予想される質問に対する答えをまとめておき、すぐ話せる訓練をしておくといいでしょう。
●マナー……挨拶をして面接に入り、終了後も一礼して挨拶。待ち時間や退出したあと
の行動にも気をつけましょう。

 すでに転職を数回経験しています。はたして何回くらいまでの転職ならマイナス要因になりませんか。
 職種、年齢によって異なりますが、1社に最低2、3年いれば、3回くらいまでは問題ないでしょう。何かをしたいという目的さえはっきりしていれば、むしろキャリアアップのステップとして歓迎するむきもあります。ファッション業界のよさでしょうか。

●新しい会社への移行準備

 今の仕事を辞めてしばらく旅行をしたり、充電期間をもちたいのです。この間のブランクは次の就職にどの程度影響するものでしょうか。
 海外旅行などに1、2ヵ月出かけるのは、たいして問題にはならないでしょう。リフレッシュできてよいでしょう。1年間になるとただぼんやりしていたブランクはマイナス要因になる可能性は高いですね。1年間、海外でワーキングホリデイを過ごしたり、海外ボランティアなどに行くのは、充実した時間を過ごせ、将来きっと役に立つでしょうし、転職先にも強力なアピールができるかもしれません。最近はキャリアステップを目指して、専門分野を磨くため専門学校や資格をとる人もいますが、そうであればそのキャリアを評価する企業もあるでしょう。

 気が弱い性格なので、新しい職場にすぐなじめるかが不安です。人間関係が第一だと思うのですが…。
 "気が弱い"という自分の性格を、プラスの方向へもっていく努力をしましょう。つまりそう自分をみとめられるあなたは、謙虚で人に対する心遣いのできる"気配りのできる人"でもあると思います。気が弱くなくたって転職に関しては、大なり小なりの不安は誰でももっているのです。分からないことは何でも聞いて、逆に自分から口を開くチャンスぐらいに考えれば、新しい職場の人もきっとスムーズに受け入れてくれることでしょう。職場を見せてもらって、ある程度の雰囲気をつかめば、安心するかも知れません。

 残務整理をきちんとして、次の会社へ入社したいのです。どれくらい待ってくれるものでしょうか。
 現在、責任ある仕事をこなしている人ほど辞めるに際しての残務整理が大変なのは当然ですから、新しい職場の人もそれは当然分かっているはずです。会社によって異なりますが、採用通知後1ヵ月までは待ってくれるようです。年末であれば年明けからとか、時期的なものも、だいぶ関係してくるみたいです。あとは転職者側と採用者側との力関係ですが、いずれにしても1ヵ月以上はよほどのことがない限り考えられません。

 転職活動を現在の仕事にさしつかえないよう進める方法があったら教えてください。
 転職活動は、あくまで現在の仕事をこなした上でが原則です。多くの企業が、できるだけ本人の都合に合わせて面接日などを設けているようです。土曜休、有給休暇などを利用して、現在の職場に迷惑がかからぬよう気を遣いたいものですね。それが、遠からぬ将来の円満退職にもつながるのですから。6時以降の面接を考えてくれる企業もあるようですから可能な日時を、きちんと伝えましょう。

●退職手続きについて

 円満に退職したいのですが、模範的スケジュールがありましたら教えてください。
 まず、社内規定をチェックしてみましょう。理想的な時期は、営業・販売の場合は最低1ヵ月、企画の場合は3ヵ月前には、口頭でもよいから申告したほうがよいでしょう。今まで築き上げた人間関係を今後に生かせるよう、残務整理も誠心誠意をもってあたること。また、お得意先への挨拶回りとか、引き継ぎなどもきちんとして、辞める時期も繁忙期は絶対避ける心配りも忘れないでくださいね。
 法律的には退職願いを出した後2週間で辞められます、退職願を出して翌日に辞めても日本の法律で罰則があるわけではありませんが、できるだけ周りに迷惑をかけない転職を心掛けてください。

 退職届の書き方を教えてください。
 退職届は白い便箋に縦書きし、白い封筒に入れて、直属の上司に必ず手渡しします。
書き方は、1行目に"退職願"、1行あけて次の行の下に"私こと"としてその次の行から本文を書き出します。退職理由は"一身上の都合により"とし、細かい事情を書く必要はありません。退職期日を記入し、文末は"お願い申し上げます"とします。次に届出年月日、所属部署、氏名・捺印。1行あけて、宛先(会社名・代表取締役)を書けば完成です。

 退職に際しての手続きを教えてください。
 辞めるときには人事部から連絡があるでしょうが、主な手続き関係は会社から受け取る書類と会社に返すものに分かれます。会社から受け取る書類は@離職票……退職したことを証明する書類で、雇用保険を受給するのに必要です。A雇用保険被保険者証……雇用保険への加入を証明する書類。B年金手帳……厚生年金への加入を証明する書類。C源泉徴収票……所得関係の書類。退職日、または年末調整か確定申告の前までに会社が発行することになっています。
会社に返すものは@健康保険証、A身分証明書、B社員バッジ、C制服、事務用品など会社支給のもの

 辞表を出したのですが引き止められて困惑しています。「辞められると困る」と言われ決意もにぶりそう。
 会社側からすれば"慣れた人"に辞められるのは確かに大変ですし、後任が今のあなたのレベルまで仕事がこなせるようになるには、一定期間が必要です。でも、それは一時的なものなのです。組織という歯車は、やがて何事もなかったかのように回り始めるでしょう。このへんをシビアに考えた上で、もし仕事の内容、給与、その他の待遇が現職場で解決され自分がそれでよいのであれば、思いとどまるのもよいでしょう。要はあなたの決心次第で、こればかりは何とも言えません。


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